2024年11月25日から28日に仙台国際センターで開催された電気学会シンポジウムで、群馬大学大学院の伊藤陸さんが優秀な論文発表を行った若手研究者に贈られる奨励賞を受賞しました。
発表文献
25P3-M-1(S-088) *伊藤 陸1, 渡邊 翔太1, 佐々木 恒2, 稲葉 洋芳2, 小山 哲司1, 香西 俊彦1,2, 李 信英3, 小池 卓二4, 田中 有弥1, 岩瀬 勉1,2, 鈴木 孝明1, 気導音と骨導音を同時計測する二層流路型ヒト内耳模倣 MEMS センサの開発, 第41回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム.
1群馬大学, 2SUBARU, 3山梨大学, 4電気通信大学
本発表は、ヒト内耳を模倣したMEMSセンサの開発で、気導音と骨導音を同時に計測可能なセンサを提案し、車両設計や遠隔運転技術への応用可能性を示したものです。この研究では、自動車内での振動や音響刺激に基づく臨場感を定量化するための新しいMEMS (Micro Electro Mechanical Systems)センサを提案し、車両設計や遠隔運転技術への応用可能性を示しました。特に、ヒト内耳の構造を模倣した二層流路構造を採用し、気導音と骨導音を同時に計測可能なセンサを設計、その性能を実験とシミュレーションで検証しました。
上段左から 岩瀬,佐々木,伊藤,鈴木,田中
下段左から 香西,稲葉,渡邊,小山 (敬称略)
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